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市川市の冷凍冷蔵倉庫2物件取得

三菱商事、産業用施設の大規模改修・開発事業参入

2017年9月13日 (水)

拠点・施設三菱商事は13日、子会社の三菱商事都市開発が千葉県市川市で冷凍冷蔵倉庫兼加工センター2物件を取得するのに伴い、産業用施設の開発と大規模改修事業に参入すると発表した。

今回取得するのは市川市の延床面積2万7600平方メートルと5100平方メートルの冷凍冷蔵倉庫兼加工センター2棟で、取得後に改修工事を行う。改修後は現テナントが継続利用する。

総事業費はテナントの設備投資と合わせて100億円。三菱商事が冷凍冷蔵倉庫兼加工センターに大規模改修を施す開発事業を手がけるのは初めて。同事業の1号案件となった市川市の物件は、三菱商事都市開発が築25年超の老朽化した施設を「改修や投資に消極的だった所有者」から取得し、テナントの施設利用を継続しながら設備の更新、外装の改修などの大規模改修工事を施す。

2号案件は、三菱商事都市開発が「築15年超の汎用性の低い産業用施設」を取得し、施設内のレイアウト変更などを通じて施設の利便性を高める大規模改修を行うことで、新たなテナントの誘致に成功したという。

今後は総合商社の強みを生かした事業会社向けCREサポートを柱の一つに位置づけ、不動産開発事業の拡大を図る。