ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

UPS、堺からラオスへ安全靴の輸送協力

2017年10月10日 (火)

▲(写真左から)堺市消防局員とUPSドライバー、HuMAコーディネーター・高萩基仁氏

空白

環境・CSRUPSジャパンは10日、835足の中古安全靴を届ける国際輸送協力を行ったと発表した。認定特定非営利活動法人「災害人道医療支援会」が企画調整し、大阪の堺市消防局からラオスの首都ビエンチャン初のボランティア救急団体「ビエンチャン・レスキュー」に寄贈した安全靴を輸送した。

安全靴は計119箱、重量1.2トン超の貨物となって輸送。ビエンチャン・レスキューの事務所に届けられ、日々の活動に使用されているという。

■災害人道医療支援会で支援のコーディネーターを担当した高萩基仁氏の話
「救急医療で最も優先されることは安全。安全は救助者の安全、現場の安全、傷病者の安全がある。ビエンチャン・レスキューでは資金難からスニーカーやサンダルで事故現場で活動することを余儀なくされており、救助者の安全大きな懸念があった。足下の安全を確保することは禁喫の課題だった。今回、堺市消防局による寄付とUPSによる輸送支援を得て、彼らに安全靴を提供できたことで、安全性は大きく向上し、救急医療の質もより高いものとなった」