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10月の輸出船契約実績、22隻89万総トン

2017年11月15日 (水)

調査・データ日本船舶輸出組合は15日、輸出船契約実績(10月)をとりまとめ、公表した。

一般鋼船の契約は22隻、89万総トンで前年同月と比べて7.2倍増加した。内訳は貨物船がバラ積船がハンディ型6隻、ハンディマックス型3隻、パナマックス型8隻、ケープ型1隻、鉄鉱石運搬船1隻、木材運搬船2隻、チップ船1隻となっている。4月-10月分の輸出船受注量は123隻、559万総トン(前年同期比3.4倍増)だった。

10月受注分の契約態様は、トン数ベースで円建契約が5.3%、外貨建が94.7%だった、現金払契約が100%、商社契約が4%。4-10月分では、円建契約が7.7%、円・外貨ミックスが3.5%、外貨建が88.8%、現金払契約が100%、商社契約が25%となった。

納期別の内訳は、2018年度ものが4.9%、19年度ものが67.5%、20年度ものが27.6%となっている。4-10月分では、18年度ものが21%、19年度ものが55%、20年度ものが20.5%、21年度ものが3.5%。

一方、通関実績は10月分が14隻、79万総トン、4-10月分が127隻、614万総トンとなり、この結果、10月末の輸出船手持工事量は508隻、2721万総トンとなった。