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阪神電鉄、宅配型トランクルーム事業を移管

2017年11月30日 (木)

ロジスティクス阪神電鉄は11月30日、子会社の阪神不動産が12月1日から宅配型トランクルームサービス「利創庫」(リソーコ)の取り扱いを開始すると発表した。

このサービスは、顧客が書籍などの荷物を梱包し、宅配便で送ってもらった荷物を預かり、要望に応じて自宅などへ荷物を返却するサービスで、これまで阪神電気鉄道が展開してきた事業の移管を受け、阪神不動産が主体となって運用・保管を一貫して管理。セキュリティ品質・保管品質を高めて提供する。

阪神不動産は主に企業向けに、機密文書などの文書や電子データ(メディア)の保管サービス事業、文書の電子化サービス事業など、文書保管・管理を専門に30年以上の実績を持つ。保有する倉庫は高いセキュリティ体制が特徴で、一般顧客にリソーコを展開していくことで、業容の拡大を目指す。

リソーコは阪神電鉄が2015年から提供しており、16年には安価な価格と手軽さが高く評価され、ハウスキーピング協会が主催する整理収納のスペシャリストが選ぶ表彰制度「シンプルスタイル大賞2016」のサービス・空間部門で、金賞を受賞した。

3種類の箱の中から荷物の用途に応じて大きさを選んでもらい保管する「risocobox」、書籍に特化し、倉庫で箱を開封して書名・著者名・出版社を電子データで登録、ウェブ上で預けた本のリストを閲覧できる「risoco books」の2種類のサービスを提供する。

■利創庫(risoco)ホームページ
https://risoco.jp/