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住友化学、中国・半導体用高純度ケミカル工場を増強

2017年12月4日 (月)

拠点・施設住友化学は4日、中国子会社の住化電子材料科技西安で、半導体用高純度ケミカル工場の生産能力を増強すると発表した。増設する設備では、2019年初めから段階的に量産開始する。これにより生産能力は現行比でほぼ倍増となる。

住友化学は、これまで日本、韓国、中国で、半導体製造工程で精密洗浄などに用いられる半導体用高純度ケミカル事業を展開してきた。中国では半導体市場の拡大に伴って、住化電子材料科技西安を設立した後、8月には住化電子材料科技常州を設立し、中国で2拠点目となる半導体用高純度ケミカル工場の建設を開始した。

今回、中国の半導体事業のさらなる拡大と、これに伴う半導体用高純度ケミカル需要の増加を受け、生産能力の増強を決めた。