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2月の輸出船契約実績、16隻89万総トン

2018年3月14日 (水)

調査・データ日本船舶輸出組合は14日、輸出船契約実績(2月)をとりまとめ、公表した。

一般鋼船の契約は16隻、89万7900総トンで前年同月と比べて37.1%増加した。内訳は、ばら積船がハンディマックス型10隻、パナマックス型1隻、ケープサイズ型1隻で、油送船がVLCC2隻となっている。2017年度(4月-18年2月)分の輸出船受注量は178隻、845万総トン(前年同期比2.6倍増)だった。

2月受注分の契約態様は、トン数ベースで外貨建が100%、現金払契約が100%、商社契約が7.8%だった。17年度分では、円建契約が7.4%、円・外貨ミックスが2.6%、外貨建が90%、現金払契約が100%、商社契約が20.4%となった。

納期別の内訳は、2月受注分では2019年度ものが50.6%、20年度ものが41.5%、21年度ものが7.9%となっている。17年度分では、18年度ものが13.4%、19年度ものが61%、20年度ものが21.2%、21年度ものが4.4%。

一方、通関実績は2月分が8隻、39万総トン、17年度分が182隻、900万総トンとなり、この結果、2月末の輸出船手持工事量は500隻、2682万総トンとなった。