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パイオニア、ビークルアシストのAPI拡充

2018年3月27日 (火)

サービス・商品パイオニアは27日、同社のクラウド型運行管理サービス「ビークルアシスト」のAPIサービスを拡充すると発表した。

(以下画像の出所:パイオニア)

同社は、他社のシステム開発会社などが提供している既存のサービス上から、ビークルアシストの多様な機能を利用し、専用システム・端末を開発することなく新しいサービスを構築・追加できるAPIサービス「ビークルアシスト API」を提供している。

今回、車両の現在位置を表示する動態管理などの地図を使った機能画面や、通信ドライブレコーダーのウェブビューアーをそのままAPIで提供する「コンテンツAPI」の提供を新たに開始する。

これにより、機能を表示する画面を一から開発する必要がなくなるため、手軽に新しいサービスを構築・追加できるようになる。また、従来から提供している多彩なデータのやり取りが可能な「データAPI」に、安全運転管理などで需要が高まっている通信ドライブレコーダーの映像を提供する「映像 API」を新たに追加する。

コンテンツAPIでは、ビークルアシストの地図を使った「動態管理」「コース表示」「地点管理」「軌跡管理」の機能画面や、通信ドライブレコーダーのウェブビューアーをそのまま顧客のサービス上に埋め込むことが可能。

例えば営業管理システムなどに、地図を使った動態管理画面を追加して、車両などの現在位置を地図上に表示することが可能で、スケジュール通りに業務が進んでいるかなど進捗状況をリアルタイムに把握できるようになる。

映像APIは、従来から提供している多彩なデータのやり取りが可能なデータAPIに、同社の通信ドライブレコーダーからアップロードされた映像データをファイル単位で取得するもので、映像だけでなく、危険挙動のリストも取得できるため、事故や危険運転時の映像を確認するシステムの構築などが可能。

また、サーバーにアップロードされた映像は1年間保存されるため、動画を保存するライブラリー機能としても利用できる。

■「ビークルアシスト API」専用サイト
http://pioneer-carsolution.jp/api/