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農林水産省、食品SCのGHG削減推進

2026年7月21日 (火)

産業・一般農林水産省は17日、フードサプライチェーン全体の温室効果ガス(GHG)排出量削減に向けた取り組みとして、農林中央金庫が事務局を務める「インセッティングコンソーシアム」が、農林水産省の「GHG簡易算定シート」を食品企業などのScope3カテゴリ1の算定に活用する方針を公表したと発表した。

食品企業などでは、取引先を含むサプライチェーン全体の排出量(Scope3)の把握・削減が重要な経営課題となる一方、仕入れた農畜産物由来の排出量(Scope3カテゴリ1)は、生産者ごとの一次データの把握が難しく、平均値や推計値による算定が用いられる場合が少なくなかった。

農林水産省が開発・整備を進めるGHG簡易算定シートは、生産者が自らの生産活動に伴うGHG排出量を簡便に算定できるもので、食品企業などが生産者と連携して算定結果を活用することで、生産者のGHG排出削減の取り組みをScope3カテゴリ1の値に反映できる。

農林水産省は7月1日、本算定シートとGHGプロトコルなど主な国際基準との整合性を整理するとともに、生産者自身の排出量や食品企業などのScope3カテゴリ1の算定に活用可能であることを公表した。今回の取り組みは、その公表後初めてとなる連携事例となる。

インセッティングコンソーシアムでは、生乳分野などを対象に本算定シートをScope3カテゴリ1の算定ツールとして活用する方針を示した。農林水産省は今後も同コンソーシアムをはじめ、食品企業、流通事業者、金融機関などとの連携を広げながら、「みどり加速化GXプラン」に基づき、本算定シートの活用拡大と、生産者と食品企業などの連携によるフードサプライチェーン全体のGHG排出削減を推進していくとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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