C&Fロジ、所沢市に新物流センター建設

拠点・施設C＆Fロジホールディングスは26日、傘下の名糖運輸が埼玉県所沢市に新物流センターを建設すると発表した。個人4人と事業用定期借地権設定契約を締結した。賃借する土地面積は1万4631平方メートル（4426坪）。

名糖運輸は、業容拡大による取扱物量の増加に伴い、全国共同配送事業の基幹物流センターである埼玉物流センター（所沢市）では狭くなってきており、複数の物流倉庫に分散させるなど非効率な運営を強いられているため、大型の代替物流センターの建設用地確保が課題となってた。

こうしたなか、既存物流センターの近隣エリアに、市街化調整区域ながらも物流総合効率化法の認定を受けることで開発許可を得られる建設用地があり、開発許可が承認されることを停止条件に同契約を締結した。

なお、建設する物流センターの概要については、「現在検討中」としている。

■事業用定期借地権設定契約の内容
賃貸人：個人（(4人、非公表）
借地住所：埼玉県所沢市中富字月野原
敷地面積：1万4631.72平方メートル（4426坪）
契約期間：2018年7月1日-2058年6月30日（40年）
借地賃料総額：13億8400万円