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佐川林業、子供たち56人招き「さがわの森」で植樹祭

2018年5月23日 (水)

環境・CSRSGホールディングスグループの佐川林業(京都市南区)は23日、高知県香美市、香美市教育委員会、ブルーシー・アンド・グリーンランド財団(B&G財団)と共催し、「海を守る植樹教育事業」植樹祭を、4月22日に香美市の「さがわの森」で開催したと発表した。

植樹祭には、香長小学校の児童と香美市B&G子供クラブ員など計56人が参加。香美市教育委員会から、森林が持つ水土保全、地球温暖化防止、生物多様性保全といった森林の役割や、植樹の方法について説明した。

また、本来その土地に生息する常緑広葉樹を中心にできるだけ多くの種類を混在密植することで安定した森づくりを行う「宮脇方式」で、計21種231本の苗の植樹を行った。子供たちは、体験を通して森林再生に取り組む大切さや自然との共生について学んだ。

この植樹祭は、どんぐりの実からなる苗を植樹し森を育む体験を通じて、未来を担う子供たちに森・川・海のつながりと、森を守る大切さを伝えることを目的としている。植樹教育を行うB&G財団により2012年から全国各地で実施され、佐川林業との開催は16年に続き今回で2回目となる。

この取り組みは、13年度から「植樹教育事業」に着手してきた香美市と、子供たちへ森林保全の重要性を伝えたいというB&G財団、四国で森林保全を行う佐川林業の3者の想いが合致して実現した。