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商船三井、ガーナの感染症研究支援へ寄付金

2018年6月27日 (水)

ロジスティクス商船三井は27日、同社が20%出資するT.E.N. Ghana MV 25社がガーナでの感染症研究を支援するため、25万米ドル(2700万円)を寄付したと発表した。東京医科歯科大学がガーナ大学附属野口記念医学研究所共同研究センターで実施する感染症研究に対し、5月18日に提供した。

MV25社は、ガーナ西部の沖合60キロに位置するDeepwater Tano地区のT.E.N.鉱区のオペレーターであるTullow Ghana社向けに、浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備(FPSO)1基のリース・運転・保守点検などのオペレーションサービスを提供している。

同国前大統領にちなんで「FPSO Prof. John Evans Atta Mills」と命名されたこのFPSOは、水深1500メートルの海上に係留され、2016年から原油・天然ガスを生産している。

MV25社はこうした事業を通じ同国の産業育成に寄与するとともに、同国と日本との友好関係の強化や、同国の発展に役立つ社会貢献プログラムを模索してきた結果、今回の寄付金提供に至った。

■MV25社出資比率
商船三井:20%
三井海洋開発:20.1%
三井物産:30%
丸紅:25%
三井E&Sホ-ルディングス:4.9%