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輸出船契約18隻53万トン、46%減

2018年7月13日 (金)

調査・データ日本船舶輸出組合が12日発表した、輸出船契約実績(6月)によると、一般鋼船の契約は18隻、53万6000総トンで前年同月と比べて46.9%減少したことがわかった。

内訳は、貨物船が一般貨物船2隻、ばら積船がハンディ型1隻、ハンディマックス型6隻、パナマックス型2隻、石炭運搬船2隻、油送船がケミカル船3隻、LPG船2隻となっている。今年度4-6月分の輸出船受注量は42隻、156万9700総トンとなった。

船主別契約実績(4-6月)は、トン数ベースで邦船系92.1%、欧米系0.4%、ギリシャ系6.6%、その他0.9%となっている。

6月受注分の契約態様は、トン数ベースで円建契約が17.7%、円・外貨ミックス9.3%、外貨建73%、現金払契約100%、商社契約22.4%だった。4-6月分では、円建契約が10.6%、円・外貨ミックスが6.4%、外貨建が83%、現金払契約が100%、商社契約が14.9%となっている。

納期別の内訳は、6月受注分では2019年度ものが43.5%、20年度ものが45.9%、21年度ものが10.6%。4-6月分では、19年度ものが52.6%、20年度ものが43.8%、21年度3.6%となっている。

一方、通関実績は6月分が18隻、118万6190総トン、4-6月分が52隻、269万1979総トンとなり、この結果、6月末の輸出船手持工事量は469隻、2541万総トンとなった。