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グラウクス、余剰在庫有効活用で食品ロス削減

2018年8月1日 (水)

M&A社会貢献フードシェアリングプラットフォーム「KURADASHI.jp」(クラダシ・ドットジェーピー)を運営するグラウクス(東京都品川区)は1日、食品ロス削減に向け、エスプールの子会社で、通販商品の発送代行サービスを提供するエスプールロジスティクス(千代田区)と、通販企業の余剰在庫の有効活用で業務提携すると発表した。

▲サービスイメージ

グラウクスが運営するKURADASHI.jpは、食品ロスの削減を目的として販売終了商品や賞味期限が間近な商品などを「特別価格」で提供し、購入代金の一部が社会貢献活動団体へ寄付する仕組みとなっている。一方、エスプールロジは越境EC支援を得意とした通販の発送代行サービスを提供しており、現在、200社の通販企業の商品発送を手がけている。

提携によりエスプールロジスティクス社の顧客企業では、KURADASHI.jpを利用することで、少量在庫からの出品だけではなく、エスプールロジスティクス社の物流センターからの直接発送が可能となることにより、横持運賃をかけず余剰在庫を有効活用することができ、廃棄ロスの発生抑制を促すことができるようになる。

食品ロスは世界的に深刻な問題となっているが、EC通販業界でも食品や化粧品など数多くの商品が出荷に至らず廃棄されており、余剰在庫の圧縮が重要な課題となっている。こうしたなか、グラウクスはKURADASHI.jpを活用した、エスプールロジスティクス社の顧客EC通販企業向けに対し余剰在庫を有効活用するサービスを開始した。