荷主三菱ふそうトラック・バス(川崎市中原区)は10日、UAE・ドバイに、中東・アフリカ地域の販売会社やディーラー向け研修施設「FUSO Academy Dubai」を開設したと発表した。7月1日から運営を開始しており、技術、営業、サービス分野の人材育成を担う地域拠点として活用する。
施設は同地域の統括会社、FUSOコマーシャル・ビークルズ・ミドルイースト・アンド・アフリカFZEが運営する。面積は362平方メートルで、EVの研修に対応する2つの教室、営業・サービス研修室、故障診断や電気システムを学ぶ「eLab」を設けた。座学と実車を使った実践研修を組み合わせる。
対象は整備士、サービスアドバイザー、営業担当者、管理職など。グローバルで共通する研修基準を基に、地域の市場環境や車両仕様に合わせたプログラムを提供する。ゼロエミッション車(ZEV)を含む先進技術への対応力も高める。
三菱ふそうは、故障診断の迅速化や修理品質、予防保全の向上を通じ、車両の停止時間を抑え、稼働率の改善につなげる。販売台数の拡大だけでなく、現地のアフターサービス網を支える人材基盤を整備し、中東・アフリカでの事業体制を強化する。

▲FUSO Academy Dubai内の「eLab」(出所:三菱ふそうトラック・バス)
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