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ゼロ、USS東京の週2万台運営をDXで効率化

2026年7月10日 (金)

ロジスティクスゼロは、2026年1月から受託している中古車オークション会場「USS東京」(千葉県野田市)の構内運営について、増員や業務分担、デジタル化による改善を進めている。敷地は端から端まで2.3キロに及び、週によっては2万台超、5月上旬には2万2000台規模の車両が出品される。

構内では、ゼログループのソウイング(栃木県小山市)を中心とする300人超のスタッフが、車両の撮影、出品番号の貼付、29区画への配置、鍵の管理などを担う。高級車などの盗難対策として、全体の4割で車両を施錠し、抜き取った鍵を別途管理している。

▲USS東京の広大なヤード(出所:ゼロ)

運営会社の変更に伴い、前運営会社の契約スタッフ130人には転籍への不安が広がった。USS事業推進室の佐野室長らは300回の個別面談を実施し、ほぼ全員が転籍に合意した。佐野氏は「現場に入って一緒に業務しないと、仲間として認めてもらえない」とし、作業への参加や設備改善を通じて信頼構築を進めた。

業務効率化では、人員を15%増やして負荷を分散し、時間外労働を40%削減した。さらに、紙で行っている車両の傷や状態の確認をデジタル化する業務アプリ「moℓa」(モーラ)の導入を8月をめどに調整している。佐野氏は「スマートフォンで何枚も写真を撮ることで、スムーズに搬出する体制を構築したい」と説明する。

今後は、ヤード内の車両位置を可視化するロケーション管理や、作業員の動きを分析する動態管理の導入も検討する。大量の中古車を扱う現場で、車両探索や照合作業の時間を減らし、構内物流の生産性向上につなげる。

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