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昭和シェル、大型LNGトラック燃料供給開始

2018年9月14日 (金)

▲LNG充填中の様子

環境・CSR昭和シェル石油は14日、同社が運営する東京都大田区の「京浜トラックターミナルL(LNG)+CNGステーション」で、9月から大型LNGトラックへの燃料供給を開始したと発表した。

同社は、環境省の「CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業」のひとつである「大型LNGトラックおよび最適燃料充填インフラの開発・実証事業」の実証走行試験に使用される大型LNGトラックへ燃料供給を行い、供給実績データなどを提供することで東京-大阪間の実証走行試験に協力する。

二酸化炭素や窒素酸化物の排出が少ないLNGトラックは、運輸業界が直面する環境課題解決への貢献が期待されている。加えて、超低温で液化されるLNGはエネルギー密度が高く、従来のCNGトラックでは実現できなかった1回の充填で1000キロ超の長距離走行が可能になると言われており、充填時間も短縮できることから持続可能な次世代車両として注目されている。