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スズキ、パキスタンで四輪車生産累計200万台

2018年11月27日 (火)

荷主スズキは26日、パキスタンの四輪・二輪車生産販売子会社「パックスズキモーター」が8月に四輪車の累計生産200万台を達成し、11月26日に同国のアブドゥル・ラザク・ダウード首相顧問らを迎えて記念式典を行ったと発表した。

同社は1975年にパキスタンの国営企業を通じて自社四輪車初の海外生産を同国で開始し、82年にはパキスタン自動車公団との合弁会社(パックスズキ)で「フロンテ」の生産をスタート。これまでに日本の軽自動車「フロンテ」「キャリイ」「ジムニー」「アルト」「ワゴンR」などをベースに800-1000ccのエンジン搭載モデルを中心に生産し、82年からの36年間で200万台の累計生産を達成した。

同国における2017年度の市場シェアは55%を占めており、19年春に660ccエンジンを搭載した軽自動車をパキスタンに投入する計画がある。

■生産台数上位5車種
順位 車種名(日本名) 排気量 台数
1 メヘラン(アルト) 800cc 69万台
2 ボラン(エブリイ) 800cc 29万台
3 カルタス 1000cc 27万台
4 ラビ(キャリイ) 800cc 26万台
5 アルト 1000cc 10万台