住友重機械工業、豪州に減速機サービス工場

拠点・施設住友重機械工業は、オーストラリアの減速機事業子会社がクイーンズランド州マッカイに、減速機サービス専用工場としては同社グループ最大級の設備を持つ拠点を開設した、と発表した。

同州東部のボーエン盆地は石炭の埋蔵量が同国で最も多く、ニューサウスウェールズ州ハンターバレーと並ぶ2大産地のひとつとして、鉱山開発と石炭の採掘・生産が活発に行われている。マッカイ近郊にはボーエン盆地で採掘・生産された石炭の積出港が整備され、石炭の搬送用コンベヤなどで多数の減速機が稼働している。

同社はサービス拠点を新設し、より顧客に近いところで減速機のメンテナンス、オーバーホール、修理などのサービスを提供することで、顧客の輸送コストの低減やリードタイムの削減を図る。