財務・人事ニチレイは5日、2020年3月期第2四半期(4-9月期)の決算を発表し、同社の低温物流部門の売上高は1026億9000万円(前年同期比2.7%増)、営業利益は56億5000万円(2.6%増)と増収増益だった。
国内事業は、通過型センターが堅調に推移したことに加え、大都市圏を中心に冷凍食品などの保管需要を着実に取り込んだことで増収。利益面では車両運用効率化が寄与した。
海外事業は、欧州地域で果汁貨物の荷動きが停滞する一方、乳製品などの集荷拡大や小売店向け配送業務などの運送需要を着実に取り込み、現地通貨ベースでは増収・増益となった。海外事業全体では為替換算影響もあり減収・増益。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)20/3/中間 | 20/3/1Q | 19/3/通期 | 19/3/3Q | |
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売上高 | 291,847 [0.9%] | 142,803 [1%] | 580,141 [2.1%] | 445,641 [2.4%] |
営業利益 | 14,988 [8.6%] | 6,867 [4.3%] | 29,511 [-1.2%] | 23,745 [-7.3%] |
最終利益 | 9,502 [0.8%] | 4,471 [-3%] | 19,943 [4.4%] | 16,321 [0%] |
売上高営業利益率 | 5.1% | 4.8% | 5.1% | 5.3% |