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大阪ガス・中部電力、LNG調達へ米フリーポート社と契約

2012年8月1日 (水)
フリーポートLNG基地

フリーポートLNG基地

荷主大阪ガスと中部電力は7月31日、米国フリーポート社(テキサス州ヒューストン)の子会社との間で、天然ガス液化加工契約を締結したと発表した。

 

これにより、大阪ガスと中部電力は同基地の第1系列の液化設備で、それぞれ年間220万トンずつの天然ガス液化能力を確保する。シェールガスをはじめとした米国産天然ガスを自ら手当し、液化を経て、LNGとして調達することが可能となる。

 

両社は、米国産LNGの調達を通じて供給ソースの分散化、調達方法の多様化を図るとともに、経済的な原燃料の安定調達を目指す。

 

フリーポート社は、同社が保有、運営するフリーポートLNG受入基地に、液化設備を新たに3系列建設する計画で、自由貿易協定(FTA)未締結国向けの輸出許可の取得などを経て、2017年に液化事業を開始する。