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メキシコ日通、自動車向け新倉庫に2拠点集約

2020年1月9日 (木)

国際日本通運は9日、現地法人のメキシコ日本通運が昨年12月18日に、同国グアナファト州のコリナスアパセオ工業団地内で新倉庫建設の立柱式を行ったことを発表した。8月の開業を目指す。

新倉庫は、延床面積1万7092平方メートルの平屋建て。メキシコでは同社初となるサイドオープントレーラーの荷役を可能とするなど、同社がこれまでに培った自動車関連物流のノウハウをもとに基本設計から自社で行った。

同社は、近隣各州を合わせて630社の自動車関連企業が集積しているグアナファト州に新倉庫を建設し、ケレタロとサラマンカにある拠点を集約することで、今後さらに高まるものと見られる倉庫保管需要を取り込みながら効率性と収益性を高めたい考え。

▲新倉庫の竣工イメージ(出所:日通)

新倉庫の概要
所在地:Parque Industrial Colinas de Apaseo, Apaseo El Grande, Guanajuato Mexico
構造:鉄骨造、平屋建て
敷地面積:6万2501平方メートル
延床面積:1万7092平方メートル(倉庫面積1万4112平方メートル、事務所480平方メートル、庇部分ほか2500平方メートル)