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山九、国内改善し3Q営業益2.4%増

2020年1月31日 (金)

ロジスティクス山九が1月31日に発表した2020年3月期第3四半期連結決算は、売上高4270億円(前年同期比0.2%減)、本業の儲けを示す営業利益303億円(2.4%増)、最終的な儲けを示す純利益は193億円(6.5%減)となった。

売上の50.5%を占める物流事業では、港頭倉庫の保管荷役作業が伸長。作業効率や単価の改善が進んだ。国際物流は中国で国際貨物の取扱量が減少し、3PL事業も中国における自動車部品配送、消費財物流が伸び悩んだ。国内は化成品輸送、消費財輸送が増加し、配送単価の改善も伴ったことで増収増益。

通期は前回予想を据え置き、売上高5689億円(前期比0.6%減)、営業利益367億円(6.5%減)、最終利益241億円(12.3%減)を見込む。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 20/3/3Q20/3/中間20/3/1Q19/3/通期
売上高427,027 [-0.2%]284,865 [-0.4%]141,079 [-0.5%]572,516 [7.6%]
営業利益30,352 [2.4%]19,189 [-2.2%]9,500 [-8%]39,247 [24.3%]
最終利益19,344 [-6.5%]12,729 [-4%]6,362 [-6.8%]27,470 [41.6%]
売上高営業利益率7.1%6.7%6.7%6.9%