ウチダエスコ、｢MFLP船橋II｣にIT総合支援拠点

ロジスティクスパソコン導入から廃棄までの支援サービスを提供するウチダエスコ（東京都江東区）は11日、三井不動産の大型物流施設「MFLP船橋II」（千葉県船橋市）内に、新しいサービス拠点「エスコ船橋ベイサイト」を設置した、と発表した。

▲キッティングの様子（出所：ウチダエスコ）

この拠点は、顧客の要望に応じてパソコンの初期設定などを行う「船橋キッティングセンター」と、修理を受け付ける「浦安リペアセンター」の機能を統合し、倉庫機能を追加したもので、同社はパソコンなどIT機器の調達・導入・運用・廃棄を総合的に支援するサービスを提供するために、倉庫業の免許を取得して統合拠点を新設した。

▲PC保管倉庫の様子（出所：ウチダエスコ）

拠点内の作業場では、40本の作業レーンを用いて月2万台のパソコンを処理することができ、倉庫エリアではノートパソコン換算で4万台を保管可能。初期設定からデータ消去などの廃棄作業まで対応し、故障時に貸し出す代替機の保管も行う。

同社は、入居先を「MFLP船橋II」に決めた理由について「高い品質のITサービスを提供するのは、人・エンジニアであるため、働く環境を重視した」と説明。同施設がJR京葉線「南船橋駅」近くにあることや、施設内にラウンジ、コンビニエンスストア、保育施設、カフェテリアなどを備えていることを理由に挙げている。

▲「エスコ船橋ベイサイト」のフロア図面（出所：ウチダエスコ）