システム機工、中国SI企業と提携

話題ダイセキは7日、連結子会社のシステム機工が、SJIの持分法適用関連会社で中国聯迪清潔科技工程有限公司グループに属する北京鍵キン実華科技発展有限公司（北京鍵キン）と業務提携契約を締結したと発表した。

システム機工は、日本市場で大型タンク、配管、各種プラントの洗浄事業を運営しており、大型タンク洗浄事業では同社が開発したCOW工法（共油洗浄工法）により、国内シェアが約60%に達している。北京鍵キンは、中国市場でペトロチャイナ、シノペックなどの大手石油化学関連機関や企業向けに、制御機器・情報システムの調達販売、設備・制御システムの設計などを行うSI事業を展開している。

今回の業務提携により、システム機工はCOW工法とそのノウハウを北京鍵キンに提供し、北京鍵キンがシステム機工の独占的パートナーとして、中国市場の大手石油関連機関、企業にサービスを提供する。ダイセキでは「中国での機械的な洗浄事業に関する戦略的な提携であり、システム機工にとって中国への本格的な事業進出の開始を意味するもの」としている。