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三谷産業、金沢に化学品受託加工と物流倉庫併設拠点

2020年8月4日 (火)

拠点・施設三谷産業(石川県金沢市)は4日、北陸で化学品やLPガス・石油製品などの販売を手がける子会社の三谷産業イー・シー(野々市市)が、金沢市に化学品の受託加工機能と物流倉庫機能を持つ「製造・物流センター」を新設すると発表した。8月7日に地鎮祭を行い、2021年2月の竣工を目指す。

三谷産業イー・シーの化学品事業では、これまで北陸のものづくり企業に原材料や副資材の供給、機器設備の販売、顧客の工場から発生する副産物の有効利用などのサービスを提供してきたが、新たに製造・物流センターを設けることで、受託加工機能と物流倉庫機能を強化する。

原料の調達や製品の納品に伴う物流を担うとともに、原材料の荷姿変更、乾燥、粉砕、溶解、ブレンド加工といった製造工程の一部の受託加工にも対応する。

これにより、同社の顧客が一連の「ものづくりの工程」のなかで、より中核的な製造工程に注力し、付帯する工程の一部を原料の調達や製品の納品とともにまとめて外部委託できるようにする。

■製造・物流センターの概要
所在地:石川県金沢市大野町4丁目
敷地面積:4245.6平方メートル
建物床面積:1348.2平方メートル※拡張余地あり
竣工:2021年2月
受託加工内容:小分け、詰め替え、充填加工・乾燥、粉砕、溶解加工・調合、ブレンド加工