三谷産業、ベトナムにタンク・倉庫会社を設立

ロジスティクス三谷産業は26日、ベトナム北部に建設する輸入基礎化学品受入タンク・倉庫基地の運営について、子会社を新設して同事業にあたると発表した。

同社はベトナム北部で化成品事業の拡大を図るため、4月24日付でベトナム子会社の北部拠点として、ハノイ近郊のハイズン省ダイアン工業団地に工場を建設するとともに、輸入基礎化学品の受入タンク・倉庫基地をディンブー工業団地に開設すると発表していた。

輸入基礎化学品の受入タンク・倉庫基地の建設予定地であるディンブー工業団地が経済特区であることから、ベトナム子会社の100％出資子会社として独立した新会社を設立することにした。

新会社は、輸入基礎化学品受入タンク・倉庫機能を活用し、ディンブー工業団地や周辺地域の日系企業を中心に基礎化学品を大ロットで安定供給できるように努め、日本やASEAN域などへベトナム産品を輸出する機能も担う。