アパレル物流のOTS、皮革修理事業を本格化

アパレルアパレル・ファッションに特化した物流を手がけるオーティーエス（OTS、東京都江戸川区）は2日、これまでサービスの一部であった皮革製品の修理を事業化し、9月1日から本格的な受け入れを開始したと発表した。

同社では、海外ブランドやハイブランドの多種多様な皮革製品を取り扱っていることから、これらの修理依頼に応えられるよう、日本皮革製品メンテナンス協会に加入し、対応の幅を拡大。「より難易度の高い修理も行えるよう、専門知識と技術力を身につけたい」という社員の希望で、ことし4月からは皮革バック制作教室で技術を習得している。

従来は、物流サービスの一部として不良品や規格外品を修理してきたが、1・2年前から皮革製品の修理依頼が増えたことから、事業化を目指すことにしたという。今後、当面は取引先からの依頼に対応するが、将来的には個人からの依頼も受け、社内に革製品専門の職人を置くことを目指す。

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