サービス・商品Forcesteed Robotics(フォースティード・ロボティクス、東京都江東区)は29日、フィジカルAI OS「Forcesteed OS “FOS”(フォス)」の新機能として、AIエージェントがロボットの作業プログラム作成を支援する「Agentic Robotics」を開発したと発表した。今後、社内やパートナー企業と実証を進め、製品化を目指す。
従来の産業用ロボットは、決められた作業を高速・安定して処理できる一方、対象物や作業条件が変わるたびに人がプログラムを修正する必要がある。同社は、人が自然言語で伝えた作業内容をAI(人工知能)が工程に分解し、既存の制御技術や学習済み動作を組み合わせてプログラム案を作成する仕組みを開発した。
例えば「柔軟物をつかみ、所定の位置に置く」と指示すると、AIエージェント「Forcesteed-Luqua」が「対象を見つける」「近づく」「つかむ」「置く」「確かめる」などに工程を分解する。ティーチングやルールベースの制御、VLAなどから各工程に適した手段を選び、汎用ヒューマノイドコントローラ「Forcesteed-LEIVOR」の作業プログラムとして提案する。問題が生じた場合は、該当する工程に絞った改善案も提示する。
現場で実行するのは担当者が確認・承認したプログラムに限定し、AIが単独でロボットの動作を変更する仕組みにはしない。作成したモーションやスキル、タスクは再利用可能な資産として蓄積するほか、インターネットに接続できない現場を想定し、AIエージェントはローカル環境で動作させる。
同社は今後、製造や物流、点検などで実証を進め、人が持つロボットシステムインテグレーションのノウハウを生かしたフィジカルAIの実装を進める。
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