国際CMA CGM(フランス)は28日、ケニアのモンバサ港とナイロビ・エンバカシ内陸コンテナデポ(ICD)を結ぶ専用ブロックトレインサービスを開始したと発表した。同社がケニアで専用のフルブロック列車を運行するのは初めて。54両編成で、輸送能力は108TEU。まず週1便で運行し、需要を見ながら増便やモンバサ港への復路便導入も検討する。

(出所:CMA CGM)
サービスは、モンバサ港に到着したコンテナ輸入貨物をナイロビ内陸部へ輸送する。ケニア港湾公社(KPA)とケニア鉄道公社(KRC)との協力で構築した。海上輸送と鉄道輸送を組み合わせることで、国際航路とケニア内陸部の経済圏をつなぐ輸送選択肢を広げる。
モンバサ港は東アフリカの主要な海上物流拠点で、ケニア国内だけでなく周辺の内陸国向け貨物の玄関口として機能している。今回の鉄道サービスでは、港からナイロビのICDまでコンテナを専用列車でまとめて運ぶことで、海上輸送後の内陸輸送を一体化する。
CMA CGMはケニアで、海上輸送に加えて内陸輸送サービス「Kilima」なども展開している。今回の鉄道便を加えることで、港湾と内陸拠点を結ぶ輸送網を拡充する。また、現地のBandari Maritime Academyとの連携を通じ、海運・物流人材の育成にも取り組む。
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