
▲完成イメージ(出所:綾瀬市)
国内中日本高速道路(NEXCO中日本)は3月31日、神奈川県綾瀬市の東名高速道路綾瀬バス停付近に建設した「綾瀬スマートインターチェンジ(IC)」の供用を開始した。利用可能車種はETC車載器を搭載した車長16.5メートル以下の全車種で、24時間上下線乗降可能のフルインターチェンジ。
東名高速道路の横浜町田ICと厚木ICの間は15キロメートル離れており、これまではその間に位置する綾瀬市などから東名高速道路にアクセスしにくい状況が続いていた。綾瀬スマートICはそのほぼ中間に位置しており、周辺の物流事業者にとって利便性が大きく向上するほか、横浜町田ICと厚木IC周辺地域の渋滞緩和や、東名高速道路綾瀬バス停付近の渋滞緩和も期待されている。
綾瀬スマートIC周辺ではすでに新たな物流施設の開設に向けた動きが複数進行しており、今月に入ってからも、新日本建物が物流施設用地の確保を発表したほか、IHIと三井不動産がマルチテナント型物流施設「MFLP東名綾瀬」の建築工事を開始している。31日には東京建物も新たな物流施設「T-LOGI綾瀬」(仮称)の着工予定を明らかにした。
https://www.logi-today.com/427498
IHIと三井不、綾瀬市のランドマーク物流施設に着工(21年3月16日掲載)
https://www.logi-today.com/425142
新日本建物が物流施設開発拡大、綾瀬に用地取得(21年3月1日掲載)
https://www.logi-today.com/422380