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プロロジスパーク神戸3が着工、半分が契約済み

2021年4月21日 (水)

拠点・施設プロロジスは20日、神戸市でマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク神戸3」の起工式を行った。同社によれば専門商社との借契約により、すでに地上4階建ての半分にあたる3・4階の入居が決定し、1・2階については引き続き入居企業を募集中という。2022年6月末の完成を見込む。

同施設は、神戸市が内陸部に開発する「神戸テクノ・ロジスティックパーク」内に建設。パーク内では「プロロジスパーク神戸」など3つのBTS(ビルド・トゥ・スート)型物流施設と、マルチテナント型の「プロロジスパーク神戸5」が、いずれも満床で稼働している。

プロロジスパーク神戸3の敷地面積は2万平方メートルで、延床面積は4万6000平方メートル。地上4階建てで、1・2・3階にトラックバースを備え、スロープを利用して2・3階へコンテナトレーラーが直接アクセスできる仕様とする。

3・4階に入居する企業は倉庫内の自動化を予定しているため、4階の一部を吹き抜けとすることで、自動倉庫システムの導入をサポートする。入居企業を募集中の1・2階は最大3区画に分割でき、最小1500坪から最大5300坪まで利用することができる。

開発地は山陽自動車道の神戸西インターチェンジに近く、新名神高速道路を利用して京都・奈良・滋賀・中京方面へアクセスしやすいのが特徴。山陽自動車道を経て全国に広がる広域幹線網に直結しており、西日本を広くカバーできるという。JRの三ノ宮駅や、神戸市営地下鉄の西神中央駅からバスはアクセスできる。

(出所:プロロジス)

■「プロロジスパーク神戸3」の概要
所在地:兵庫県神戸市西区見津が丘
敷地面積:1万9225平方メートル(5815.56坪)
延床面積:4万5693.51平方メートル(13822.28坪)
構造:鉄骨造・地上4階建て
完成予定:2022年6月末