NSUが業績予想を上方修正、ドライバルク好調

財務・人事NSユナイテッド海運は29日、4月末に発表した2022年3月期（21年4月1日-22年3月31日）の連結業績予想の上方修正を発表した。新型コロナウイルスワクチンの接種が進み、世界的に経済活動の回復が期待されるなか、中国向け穀物輸送需要の活況などにより、ドライバルク市況が高水準を維持しているという。

売上高は1500億円（前回発表比2.7％増）、営業利益は190億円（79.2％増）、最終利益は150億円（87.5％増）にそれぞれ引き上げる。なお、第2四半期（21年4月1日-9月30日）については、売上高を800億円（8.1％増）、営業利益を105億円（98.1％増）、最終利益を80億（倍増）とした。