サービス・商品システムインテグレーターのTISは7月29日、豊田通商が提供する船舶燃料の受発注管理サービス「BunkerNote」(バンカーノート)の構築を支援したと発表した。船舶燃料の商流の電子化による業務の効率化を推進する取り組みだ。
「バンカーノート」は、内航船社や燃料サプライヤー、燃料配給船社向けクラウドサービス。船舶燃料や潤滑油、各種船用品の受発注や納品・請求情報の管理を電子化し、業務スピード向上やリアルタイムでの情報の把握を実現した。
例えば、数日間かかっていた船舶燃料の納品受領書の手書き郵送業務については、燃料油供給作業の当日に原票を入手できるなどで大幅に短縮できる。各種取引情報をCSV形式で提供できるため、これまで紙からの転記による手間やミスを減らせる利点もあるという。