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消防庁、危険物輸送の安全対策検討会を開催

2021年8月2日 (月)

行政・団体総務省消防庁は、危険物輸送の安全対策検討会を8月3日にオンラインで開催する。新型コロナウイルス感染症の拡大で需要が高まっている消毒用アルコールを含めた、危険物の輸送を安全で円滑に行うための留意点を確認する。輸送に携わる物流業界や消防関係者から要望が上がっている、危険物の物流における安全性確保策や実効的な情報伝達について検討する。

検討会では、国際輸送用コンテナに関する消防法上の手続きの簡素化や、コンテナ混載荷物にかかる危険物情報の適切な伝達方法、さらに大規模物流倉庫や高層ラック式倉庫における危険物の貯蔵における留意点について考える。消毒用アルコールにかかる緊急的な危険物輸送についても議論する。

検討会は、消防庁や危険物保安技術協会、日本化学工業協会など関係する行政や各種団体、有識者など計10名が委員を務める。