7月上中旬は輸出入ともに4割増、前月の勢い続く

行政・団体財務省が6日に発表した7月上中旬分の貿易統計（速報値）によると、輸出総額は前年同期比41.6％増の4兆7223億円、輸入総額は35.8％増の4兆7369億円で、ともに4割近い増加を記録した。伸び率は上旬に比べて輸出が4.4ポイント減少、輸出が14.2ポイント増加した結果、差引収支は145億円の輸入超過となった。

同省によれば、6月は輸出が48.6％増の7兆2208億円、輸入が32.7％増の6兆8376億円で、それぞれ4か月連続・5か月連続の増加。差引収支は2か月ぶりの黒字となる3832億円の輸出超過を記録している。