拠点・施設両備トランスポートカンパニー(岡山市中区)は19日、群馬県伊勢崎市で建設していた防爆倉庫が完成したことを明らかにした。荷主企業などからの輸送品質向上のニーズを反映した取り組み。物流業界では、防爆仕様倉庫をはじめとした危険品を取い扱える物流拠点の需要が強く、今回の新設倉庫は注目を集めそうだ。
両備トランスポートカンパニーがこのたび建設した倉庫は、危険品を取り扱える仕様としており、屋内面積990平方メートル。防爆仕様電動移動ラックを装備し、1584パレットの保管が可能。移動ラックを備えた倉庫は、保管効率を考えた設計で作業空間も効率的に作り出す仕様とした。
8月2日には、現地で完成を祝う式典を開催。今回の危険品倉庫への期待の高さをうかがわせた。