トナミ運輸、埼玉に物流拠点新設で関東の機能強化

拠点・施設トナミホールディングスは1日、中核事業会社のトナミ運輸（富山県高岡市）が物流施設「春日部流通センター」（埼玉県春日部市）を新設したと発表した。新拠点完成を契機として、基幹事業である3PL事業のさらなる成長を図る。ロジランドが建設した「LOGI LAND（ロジランド）春日部Ⅰ」に入居する形で新設する。

グループ中期経営計画における重点戦略「輸送サービスと物流サービスの連携強化と、新規流通センター開発を通じた事業の成長」の一環。春日部流通センターを稼働させることで、関東地区におけるロジスティクスサービスの充実・強化を図る。

東北自動車道「岩槻インターチェンジ」 から14キロメートルに位置し、高速道路を介して首都圏各地へのアクセスも良好であることに加えて、住宅地も近くにあることから雇用確保の観点からも優位性が高く、物流拠点としての優位性が高いと判断した。

■「春日部流通センター」の概要
所在地：埼玉県春日部市下柳1818-1
敷地面積：1万2032平方メートル
延床面積：2万513平方メートル
構造：鉄骨造、3階建て