船井総研ロジ｢完全事故ゼロ｣セミナーの内容を公開

イベント船井総研ロジ（東京都千代田区）は20日、10月19日に開催した「第3回 完全事故ゼロ取り組み事例大公開セミナー」の内容を発表した。「本当に効果の出る安全教育」をテーマに、船井総研ロジの専門コンサルタントである吉松ほのか氏が登壇し、「管理者が時間をとられず、事故ゼロを実現できる仕組み・組織づくり」の事例を紹介した。

船井総研ロジは、物流専門のコンサルティング企業として、運送・物流企業の事故削減・安全教育などをサポートする。その事例として、「AI（人工知能）搭載のドライブレコーダーを活用した交通事故を削減手法」について解説した。

講演では、管理者の負担が減り、効果的な日次指導が可能になった具体的な事例を紹介。AIがリアルタイムで情報を解析、警報や動画で注意喚起を行う場面や、トラックドライバーがスマートフォンで各種情報を確認できる機能を説明した。

注目を集めたのは、従来型とAI搭載型のドライブレコーダーの違いについての解説。ドライブレコーダーを見返す時間や衝撃検知、機器の機能、教育指導などの観点で、より利用者に使いやすく最新のスペックにアップデートした形で活用できるメリットを訴求した。