調査・データ台湾の調査会社ワイズコンサルティンググループは17日、台湾の機械・電子材料産業に関する最新レポートを公表した。AI(人工知能)や半導体の先進製造プロセス向け投資を背景に、2026年の機械設備製造業の生産額は前年比19%増、電子材料産業は同26%増を見込む。
機械設備では、26年第2四半期のハイテク生産設備が前期比25.2%増となり、全体を押し上げた。一方、従来型設備の回復は鈍く、設備需要の二極化が進んでいるという。電子材料では、AIやHPC(高性能計算)向け需要を受け、半導体材料や封止材料、PCB材料の生産が拡大し、一部では供給逼迫による価格上昇もみられるとしている。
個別企業では、佳世達科技(チスダ)が日米大手向け商用ドローンの受注を見据え、スタートアップへの出資を通じた供給網構築を進める。2年以内の量産開始を目指す。また、ヒューマノイド向けボールねじや減速機の需要増を背景に、上銀科技(ハイウィン)など機械伝動設備メーカーの業績も伸びている。
台湾製造業では、汎用品中心の生産から、高付加価値のカスタマイズ部品やモジュールへ軸足を移す動きが強まっており、AI・半導体関連投資が設備、材料、部品の各分野に波及している。
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