ロジザード、タイの大学で物流アプリコンテスト

国際ロジザードは8日、タイの泰日工業大学の学生を対象とした物流に関するアプリケーション開発コンテストを開催すると発表した。当地における物流の発展を推進する人材育成を支援する狙い。

著しい発展を遂げる東南アジア諸国のなかで、地理的にも中央に位置し物流の主要ルートである経済回廊のハブとなるタイは、アジアの物流業界における要衝としてさらなる成長が期待されている。

ロジザードは、東南アジアに展開する日系企業を在庫管理の側面で支援するためにクラウドWMS（倉庫管理システム）「LogizardZERO」（ロジザードゼロ、ロジザードZEROの海外提供版）を提供している。

このたび、当地における産業界に多くの学生を輩出している泰日工業大学の学生を対象にコンテストを開催することで、今後さらに成長が見込まれる物流分野に関心を持ってもらう好機とする。

今回のアプリ開発コンテストは、普段生活する上ではあまり意識しない物流について改めて考える機会を提供。身の回りにある物流の課題に着目し、その解決につながるアイデアをアプリという形で実現する。アプリケーション開発や物流に関わるプロフェッショナル人材による審査で、2022年3月に結果を発表。最優秀賞1組と優秀賞2組を表彰する。