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ヤマト、スマホ宅急便発送サービスに経理支援機能

2021年11月15日 (月)

(イメージ)

サービス・商品ヤマト運輸(東京都中央区)は15日、宅急便の発送手続きをスマートフォンで完結できるサービス「宅急便をスマホで送る」について、ウェブ領収書ダウンロード機能とApple(アップル)ウォレットへの対応を開始したと発表した。経理業務のペーパーレス化への対応と、テレワークなどで増えている立替払いでの発送時の利便性向上を支援する。

2019年9月に提供を開始した「宅急便をスマホで送る」は、送り状の作成から運賃のオンライン決済まで、宅急便の発送手続きをスマホの専用サイトで完結できる。顧客は送り状の手書きが不要になり、事前に予約した2次元コードを店頭でかざすだけで荷物の発送ができる。

テレワークの普及などにより、顧客が会社の荷物を立替払いで送るケースが増えているほか、22年1月には改正電子帳簿保存法が施行されるなど、経理業務のペーパーレス化が加速している。これまでは、顧客が領収書を希望される場合は都度手書きの領収証を発行していたが、ウェブ領収書ダウンロード機能を使えば、立替払いでの発送時もスマホで簡単に領収書をダウンロードできる。経理業務のペーパーレス化にも対応し、企業における紙の使用量削減や経理業務の効率化にも貢献する。

さらに、Appleウォレットにも対応したことで、荷物の発送予定日に予約店舗へ近づくとApple製端末の画面上に荷物情報の通知を表示できる。これにより、通知からワンタッチで荷物情報の2次元コードを表示することが可能だ。

(出所:ヤマト運輸)