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ドーモのクラウドサービス、西濃が導入し営業強化

2021年11月18日 (木)

▲「Domo」のイメージ

サービス・商品ドーモ(東京都渋谷区)は18日、西濃運輸(岐阜県大垣市)がロジスティクス部門の営業強化策としてクラウドサービス「Domo」(ドーモ)を導入したと発表した。西濃運輸は同部門のDX(デジタルトランスフォーメーション)化による業務制度向上と効率化を推進。営業力向上などの効果が出てきているという。

西濃運輸は、輸送事業を中核としたロジスティクスサービスの提供に注力しており、ロジスティクス部門では流通加工や在庫管理を含む倉庫内業務と輸配送業務の両面でサービス向上を図っている。顧客の課題を解決する的確なソリューションの提供に向けて、迅速な原因把握と多角的なデータ分析に基づく提案型の営業力を養う必要性が高まっていた。

西濃運輸はドーモの活用で迅速に課題の原因を把握できるようになり、業務効率の向上だけでなく迅速な意思決定につなげている。顧客ごとの実績データを簡単に取得する環境が整い、カスタマーリレーションの強化が図られているほか、国内150か所の拠点ネットワークや輸送・入出庫データなど実績データを活用して、最適な物流拠点や倉庫のスペースを提案するなど、付加価値の高いサービスの提供を推進している。

西濃運輸は「ロジ・トランス」と呼ばれる物流機能と輸送機能を組み合わせたターミナル一体型施設をことし9月に相模原にオープン。2022年1月に龍ヶ崎(茨城県)、2月には名古屋西(愛知県)にもオープンする予定だ。拡大し続ける拠点データもドーモで一元管理し、DX実現に向けて取り組む。

西濃運輸の営業DX、データ分析ツールで提案力強化