トナミHD、東北地盤の運送会社を連結子会社化

M&A
トナミホールディングス（HD）は3月1日、東北地方を地盤に運送業を展開するサンライズトランスポート（岩手県一関市）の全株式を取得し連結子会社化すると発表した。

トナミHDグループは、2023年度を最終年度とする3か年の中期経営計画に基づき、事業の継続的成長に向けた業務資本提携やM&A（企業の合併・買収）の積極的な展開を目指している。

サンライズトランスポートは、工夫を凝らした配車力を強みに東北地方で物流サービスを展開する。トナミHDは、サンライズトランスポートが抱える東北エリアでの強力な配車力を活用することで、東北地方における事業展開を加速するとともに、グループの総合的なロジスティクス提案力を強化する。

サンライズトランスポートにとっても、トナミHDの物流サービスの経営資源を活用することで、相乗効果として業容のさらなる拡大につなげられると判断。今回の株式譲渡が実現した。

トナミHDは、今回のサンライズトランスポートの連結子会社化を契機として、経営資源の連携や情報システムの共有など協業を進めることで相乗効果の創出を推進するとともに生産性の拡大を図ることにより、さらなる企業価値の向上につなげる。