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ロジスティクス鴻池運輸は25日、ドローンの操縦ライセンスが取得可能な「KONOIKEドローンスクール」を、ことし7月に茨城県鹿嶋市で開校すると発表した。先行きのドローンビジネスの拡大に伴う、ドローン操縦ライセンスの取得ニーズの高まりを見据えた取り組みと言えそうだ。
▲講習受講イメージ（出所：鴻池運輸）
スクールでは、ドローン操縦のライセンス「JUIDA（UAS産業振興協議会）無人航空機操縦技能証明証」「JUIDA無人航空機安全運航管理者証明証」の取得が可能。基本から応用までを学べる操縦技能&安全運航管理者総合取得コース（3日間）▽ドローンを体験したい人を対象とした体験コース（1日間）▽スキルアップを図る操縦経験者を対象とした経験者ビジネスコース（2日間）――の3つを用意した。
実作業経験が豊富な講師の指導の下、天候に影響されない屋内設備内で実技講習や習熟訓練を行う。様々な用途に使える21台のドローンを用意する。
鴻池運輸はかねてから、ドローンを活用した業務改善策や新事業創出を検討してきた。鹿島支店では特にドローン活用による業務改善を推進しており、ライセンス取得者も多数在籍することから、このたび支店近くでの開校に至った。茨城県南東部の鹿行地域では初のドローンスクールとなる。
同社はドローンの社会的重要性が今後高まっていくことを見据え、グループ内でドローンの知識や技術を習得した人材の確保や育成に注力する。また、ドローンを活用した仕事や事業創出に挑戦する人を支援する取り組みを推進していくという。
