環境・CSR日本郵船は11日、外航海運と船員の仕事を楽しみながら学べる子ども向けの学習参考書とオンラインゲーム「うんこドリル 海の物流」を⽂響社(東京都港区)と共同で制作したと発表した。学習参考書については各地の小学校へ寄贈するほか、子ども向けイベントなどでも配布を予定している。
世界の外航海運業界で船員需要が高まるなかで、国内の若年層の間では船員という職業について、必ずしも認知が高まっていないのが実情だ。日本郵船は、将来なりたい職業の一つに「船員」の名前が挙がることを目指す「郵船みらいプロジェクト」活動を通じて、船を身近に感じてもらう機会を提供している。
今回の取り組みもその一環で、子どもたちに絶大な人気を誇る文響社のキャラクターを通じて多くの子どもたちへの海事ビジネスの普及を目指すため、文響社との共同制作に踏み切った。
日本郵船は文響社との共同制作を契機として、今回のプロジェクトを通じて次世代を担う子どもたちに海運業界や船舶の魅力を伝えるとともに、親しみを持ってもらえる活動を推進していく。