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SBS3Q決算、売上高10%増も火災で最終減益

2022年11月10日 (木)

財務・人事SBSホールディングスが10日発表した2022年12月期第3四半期の連結決算は、売上高が前年同期比10.1%増の3301億4400万円、営業利益が26.2%減の129億6200万円、最終利益が55.1%減の43億8200万円と増収減益だった。グループ各社の物流事業が堅調に推移したが、連結子会社の物流施設で発生した火災関連で特別損失44億5100万円を計上したことで最終減益となった。

物流事業は、新型コロナウイルス禍の影響で大きく落ち込んだ企業間物流が国内外で復調。即日配送事業でネット通販需要を取り込んで増収につなげたが、よう車や燃料などの経費が膨らんで微増益にとどまった。不動産事業では、前期に計上した販売用不動産の売却益が今期は未計上であることが影響し、売上高と営業利益はいずれも前年実績を割り込んだ。人材派遣、マーケティング、太陽光発電、環境の各事業で構成するその他事業は増収増益だった。

通期業績予想は売上高が4300億円、営業利益が215億円と据え置く。最終利益は、火災に関する調査が継続中のため、適切な算定が困難として未定。

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LOGISTICS TODAY編集部
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