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日本トランス2Q決算、港湾運送と円安で利益増

2022年11月10日 (木)

財務・人事日本トランスシティが10日発表した2023年3月期第2四半期の連結決算は、売上高が前年同期比15.7%増の644億6000万円、営業利益が20.7%増の40億9400万円、最終利益が27.5%増の37億3300万円だった。生産調整の影響で陸上運送業は低調だったものの、倉庫業が前年並み、港湾運送業が順調に推移。国際複合輸送業では円安による為替効果もあり増収増益で着地した。

倉庫業は生産調整の影響により、入出庫に係る取扱量が減少し、期中平均保管残高が前年同期よりも増加。港湾運送業では、四日市港での石炭や原料関係の取扱量が減少した一方、海上コンテナや完成車の取扱量が輸出、国内ともに前年比プラスだった。

陸上運送業では、主力のトラック輸送、鉄道輸送、バルクコンテナ輸送の取扱量が減少した。海上輸送の正常化に伴い緊急需要が解消したことで、国際複合輸送業は前年同期と比べて減少した。海上輸送は円安による影響で輸入貨物の取扱量が減少したが、輸出貨物が伸び、海外の現地法人も好調だった。

通期業績は、売上高が1250億円、営業利益が65億円、最終利益が60億円と前回予想を据え置いた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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