荷主ブラザー工業は16日、名古屋市港区にある港工場敷地内に、製品や部品を保管する新倉庫「港第2倉庫」を建設すると発表した。同南区の物流センターの機能を移管し、国内グループ全体の倉庫・物流業務の効率化を図る。マシナリー(機械装置)をはじめ、今後拡大が予想される産業用関連の製品や部品の保管ニーズに対応する。
発表によると、2024年秋に着工し、25年11月の完成を予定する。総事業費は50億円。
倉庫は3階立てで延床面積1万6000平方メートル。現在の港工場の敷地内には複数の工場棟があり、主に倉庫として活用されているが、老朽化や水害リスクに対応するためにも新倉庫の建設を決めた。複数の工場建屋の一部を解体し、すでに稼働している港第1倉庫の隣に建てる。
建物の床面は、津波で想定される高さよりも80センチ高い場所となる。
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