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鴻池運輸3Q、国内外で取扱伸び物流事業好調

2023年2月10日 (金)

財務・人事鴻池運輸が10日発表した2023年3月期第3四半期連結決算は、売上高が前年同期比6.2%増の2371億1900万円、営業利益が26.5%増の107億8100万円、純利益が2.6%減の69億2600万円となり、税金費用が増加したためわずかながら最終減益だった。

得意先の生産がおおむね堅調に推移し、主に生産請負作業での単価改定の獲得に加えて、空港関連での国内・ 国際旅客便の復便での取扱量が増加。各国経済状況の回復に伴う取扱量の増加、大型案件の受注、海上・航空運賃の高騰の継続が増収要因となった。

利益面は、燃料価格や電気・ガスといった公共料金の高騰はあったものの、増収効果に加えて収益力の向上に取り組んだほか、適正単価の収受と業務効率化が進んで増益を確保した。

国内物流では生活関連における食料品や通信販売品、食品関連における定温貨物の取扱量が伸長。国際物流は経済回復に伴い、ベトナム、インド、米国で取扱量が増え、大型案件の獲得や海上・航空運賃が高止まりしたことも好影響だった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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