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日本トランスが通期予想修正、海外現法が好調で

2023年2月10日 (金)

財務・人事日本トランスシティは10日、2023年3月期通期の連結業績予想を上方修正し、売上高を1320億円(前回予想は1250億円)、営業利益を75億円(同65億円)、経常利益を92億円(85億円)、純利益を64億円(60億円)に引き上げると発表した。国際複合輸送業で海外現地法人の業績が好調を維持したほか、下落基調のなかで一定水準を保った海上運賃なども追い風となった。さらなる業務効率化や為替差益が利益を引き上げるとしている。

同日発表した2023年3月期第3四半期連結決算は、売上高が前年同期比15.6%増の1000億1000万円、営業利益が23.3%増の65億5300万円、純利益が24.5%増の56億1800万円と増収増益だった。総合物流事業について、倉庫業は製造業における生産調整の影響により、入出庫にかかる取扱量が減少。期中平均保管残高は前年同期に比べて増加した。

港湾運送業は、四日市港での国内完成自動車、バイオマス燃料などの取扱量は増えたものの、石炭・オイルコークス、輸出完成自動車、海上コンテナの取扱量は前年同期に比べて減少した。

陸上運送業でも、主力のトラック輸送と鉄道輸送、バルクコンテナ輸送の取扱量が前年同期を下回った。

国際複合輸送業では、航空輸送の取扱量が海上輸送の正常化に伴い前年実績に届かなかった。海上輸送の取扱量は円安効果により輸出貨物が増加したが、輸入貨物は減った。

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LOGISTICS TODAY編集部
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